チェルシークロイスター/Chelsea Cloistersについて
チェルシークロイスターは、日本人のビジネスマンが少し長めに滞在する場合や、駐在で最初に中心部に住むのによく使われるサービスアパートです。
ここではチェルシークロイスターとその周辺の買い物に使えるお店をご紹介します。一部チェルクロ近辺にしかないお店もありますが、ロンドン生活では身近なお店を中心にご紹介しています。これからロンドンに滞在する方や、ロンドンに来てまだ日が浅い方は参考にしてみてくださいね。
チェルシークロイスターの外観
チェルシークロイスターのトリップアドバイザーの外観写真はこのまま実際の見た目です。古いサービスアパートなので日本感覚のホテルクラスの建物ではありません。お掃除付きのウィークリーマンションといった感じです。
チェルシークロイスターの内装
エントランスは狭いながらもホテルのようで立派です。
綺麗なエントランスから部屋への廊下
でも建物は年季が入っているので、部屋の窓もガタが来ていたりしますし、暖房など設備は基本的に古いです。またエレベーターはありますが、途中、階段を使うエリアがあったりとユニバーサルデザインって?という作りです。
画像出典:https://www.booking.com/hotel/gb/new-chelsea-cloisters.ja.html
チェルシークロイスターはホテル予約サイトでの部屋の写真は綺麗です。が、個室はとても古くて狭いです。この広さでこの値段するのかなと思うほどですが、ロンドン中心部という立地を考えるとそれほど相場から外れてはいないでしょう。
荷物でかなり場所を取るので居場所はあまりありません。(滞在中の部屋の写真を撮っていたのですが、いい写真がありませんでした・・ひどい。)
チェルシークロイスターのお掃除サービス
サービスアパートなので、昼間などにお掃除の方が来てくれます。床やキッチンのお掃除は助かりますが、時差ボケで寝ているタイミングに来られると心が折れます。クリーニング不要の紙を貼っている方もいます。だいたいお掃除の方(cleaner さん)は英語のネイティブではない移民の方なのでわかりやすい英語にするのが無難です。
チェルシークロイスターのテレビとスタッフ
写真下は少ない電源から変圧器やタコ足を使って大混雑しています。机も小さいので書類やらで煩雑になりがちです。日本のタコ足は必須です。
小さいテレビがついている部屋は日本語の衛星放送が入っているので、少し日本語の番組が観れます。あって、2チャンネルなのであまり期待はしないほうがいいでしょう。また、日本人のスタッフがいらっしゃいます。常駐ではなくあくまでサービスアパートのスタッフなのと、現地化しているので、日本のホテルレベルのサービスは期待できません。
チェルシークロイスターのお風呂
チェルシークロイスターではお風呂が溢れた場合の請求が高額になるという注意が日本語で出ています。時差ボケで眠いのに引き継ぎで飲み会が続いて、夜に寝落ちしてお風呂を溢れさせる人が後を絶たないようです。日本人としてはお風呂に浸かってから眠りたいのはやまやまですが、時差ボケの眠気は急にくるのでお風呂は溜めながら入るくらいの注意が必要です。
チェルシークロイスター/Chelsea Cloistersから行く買い出し
(サウスケンジントン駅)
チェルシークロイスターはサウスケンジントンとスローンスクエアの間にあります。赤い矢印の右がスローンスクエア、左がサウスケンジントンです。どちらにしてもチェルクロがあるスローンはロンドンではメイフェアに次ぐ高地価エリアなので普通の生活圏だとは思わないのが無難です。特に外食は高いです。左のサウスケンジントン側のほうがスローンよりやや安くなります。
地図
画像出典:Google mapに紹介するお店の番号を描いたもの
チェルクロからすぐ右隣りに安めのスーパーのセインズベリーがあるので、とりあえず何か飲み物を買ったりするのに便利です。また、右に進んだ先にあるキングスロードは普通の商店も並んでいてスローン アベニューからキングスロードに入ってすぐにカフェチェーンのプレタ、右手にマクドナルドがあります。
近場編
では、ごく近場から徒歩でぎりぎり行けるところまで、近隣のお店をみてみましょう。
1 庶民派スーパー セインズベリー Sainsbury’s Local
地図の数字の1番。チェルクロからすごく近いけれどそんなに美味しいのがない小型のセインズベリー。牛乳、ビール、卵など近いと助かる重いものを買うのには良いです。ジャム、コーヒー、紅茶、ジュースなどもいいですね。卵は割れていないか確認を。
画像出典:セインズベリー Sainsbury’s Local スローン店 公式サイト
チェルクロ隣のセインズベリー Sainsbury’s Local 地図
セインズベリー Sainsbury’s Local スローン店 公式サイト
2 使いやすい中流スーパー マークスアンドスペンサー M&S
地図の数字の2番。キングスロードに入って、右手に歩いて行った先にあるイトーヨーカドー的な大手スーパー。お総菜もお菓子もイギリスではだいたい美味しいほうという評判。ただしイギリス基準です。服は日本人にサイズが合わないかもしれません。
画像出典:Marks & Spencer Kings Road 公式サイト
日本感覚で買ってもまだ大丈夫なイギリスの食べ物
Marks & Spencer Kings Road 公式サイト
3 ドラッグストア ブーツ Boots
地図の数字の3番。キングスロードに入って左手に進むとある青い看板のお店。ロンドンのどこの街にでもあるドラッグストアで化粧品、シャンプー、ベビー用品などなんでも揃います。小さなお店は扱う商品の種類が減りますが、後述のウェストフィールドのブーツならだいだいあります。
画像出典:Boots kingsroad 公式サイト
キングスロードのブーツ Bootsの地図
4 小さめの百貨店 ピーター・ジョーンズ Peter Jones
地図の数字の4番。とりあえず、チェルクロから一番近い百貨店がこちら。王室御用達のジョンルイス系列でキャサリン妃もいらっしゃるという噂。小さくて値段も高めなのですが、観光がてら王室の香りがする百貨店に行きたい方はこちらへ。この近辺ウィンドウショッピングにはおすすめ。ただ、何かを買い出ししたい時は週末にウェストフィールドが無難。
写真:晴れた日のキングスロードの風景
5 高級輸入食品スーパー パートリッジズ Partridges
地図の数字の5番。お土産や手土産を買うのに最適な高級スーパー。ヨーロッパのチョコやチーズが豊富です。普段使いにはとても高いのですが、お総菜の鴨のオレンジ煮やチキンカツのコルドンブルーはおすすめ。目の保養と観光に。
6 上級スーパー ウェイトローズ little Waitrose
地図の数字の6番。サウスケンジントン駅のホテルとは反対側なのですが、少しいいスーパーのウェイトローズがあります。M&Sより高級路線で値段はやや高めですが、美味しいものも少し増えます。サーモンパテやチーズ系のパスタソースとパスタなどがおすすめです。他に2のM&Sで大丈夫と書いた食材も大丈夫です。
画像出典:ウェイトローズ little Waitrose Old Brompton Road サイト
ウェイトローズ little Waitrose Old Brompton Road 地図
ウェイトローズ little Waitrose Old Brompton Road サイト
※ロンドンでは紹介した以外にも大手スーパーのTesco/テスコが便利です。また格安のスーパーASDA/アスダもあります。サウスケンジントンの駅からはウェイトローズの手前に小さなTesco/テスコがあります。
週末編
続いて、チェルクロからは遠いけれど、週末などにゆっくり行くといいお店をご紹介します。
ロンドンの街中の日本食と言えばジャパンセンター
ジャパセンは日本食の値段の高さに驚きますが、とりあえず様々な種類の日本食が買えます。最寄りはピカデリーサーカス駅で、チェルクロからは歩けませんが、距離は割と近いです。帰り道、駅まで歩いて地下鉄に乗るのが面倒、かつタクシー代くらい平気という方はタクシーで。
チェルクロのキッチンは狭いので簡単なものが中心になります。温めるごはん、または麺は便利です。レトルトやカップ麺も便利ですが、その辺は高いので買うのがためわれるかもしれません。お米は買うと思いますが、とりあえず、めんつゆと乾麺、ダシも買っておくと良いですよ。胃腸が疲れやすいので、胃に優しいものもあると良いためです。ネギはその辺のスーパーでもスプリングオニオンとして売っています。
ウェスト フィールド Westfield London
画像出典:https://uk.westfield.com/london
西ロンドンのシェパードブッシュにロンドンで一番大きなショッピングセンターがあります。なんでも揃う上に新しくて綺麗な建物は日本のようです。入っているお店もたくさんあり、高級ブランドショップから百貨店が数店、スーパーも数店とロンドンにしては規模が桁違いです。一日過ごせます。雨や寒い日が多いロンドンでは貴重な屋内施設です。東側にももうひとつありますが、そちらは少し小さめです。
ウェスト フィールド Westfield London 地図
ウェスト フィールド Westfield London 公式サイト
1ポンドショップ
チェルクロ周辺にはないけれど便利なのが日本の百円ショップ相当の1ポンドショップです。Poundland/パウンドランドや99pショップが有名です。職場の近くや遠出のついでに行くのがおすすめです。
画像出典:Poundland
受け取りができるオンラインショップ Argos アルゴス
近隣にはありませんが、アルゴスというイギリスではAmazonぐらいメジャーなオンラインショップがあります。オンラインで注文、配達してもらう以外に、ショップで受け取りができるのが特徴です。事前にネットでお店に予約しておくと希望の品の受け取りと支払いが店舗でできます。家電や日用品、家具など膨大な商品から選べるので引っ越しにも何かと便利です。
画像出典:Argos co.uk
チェルシークロイスター/Chelsea Cloistersとロンドンの買い物のまとめ
以上チェルシークロイスターと、その近辺など買い出しができるお店をご紹介しました。最初は慣れないことが多く大変ですが、週末は買い出しや観光、観劇などでロンドン滞在を楽しんでくださいね。
イギリスのスーパー全体の食材のおすすめはいろいろ書いているので時間がある時にどうぞ。
イギリスのスーパーなどの食材のおすすめ 記事リスト
また、スローン近辺からビクトリアにかけてのおすすめはこちらにまとめました。滞在が長くなってきた天気のいい日の散策にどうぞ。
ロンドンの中心部 スローン散策のおすすめ/sloane
駐在したてから1年くらいで、駐在が憂鬱で帰りたくなったら、この記事も参考になるかもしれません。
帰りたい駐在員と駐在妻 原因と処方箋